採用スピードが人財採用の成否を分ける時代、Web面接で選考プロセスのスピードを向上!

高水準の有効求人倍率が続き、昨今の人財採用は売り手市場となっています。

応募者の多くは、選考プロセスがスピーディーな企業を選択する傾向があります。自社の選考プロセスが他社に比べて遅いと、応募者が他社へ入社してしまうリスクがあります。

このコラムでは、選考プロセスのスピードを向上するための取り組みについてご紹介します。

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選考プロセスで時間がかかる面接の日時調整

選考プロセスは、一般的に下記のような流れとなっています。

選考の流れ

この中で、特に時間を要するのが面接です。その原因は、日時調整の難しさにあります。

面接では、面接官も応募者も面接会場へ赴く必要があります。しかし、面接官と応募者の双方が都合の良い日時を調整するのは容易ではありません。特に、経営層が面接官となる場合には外出や出張も多いため日時の調整は困難を極めます。

その結果、なかなか面接の実施日を決定することができず、選考プロセスそのものが長期化してしまい、結果的に先に採用を決定した他社に人財が流れてしまうといった状況が多くの企業で生まれています。

このような状況を打破するために、採用面接で「Web会議」を活用する企業が増えつつあります。

どこからでも「面接」ができる「Web面接」とは?

Web会議を採用面接で活用することで、面接官と応募者はいずれも面接会場へ移動する必要が無くなります。その結果、面接の実施日を調整しやすくなり、早期に面接を実施して選考プロセスのスピードを向上できます。

さらに、企業側にとっては面接官が面接会場へ赴くことで発生していた交通費や宿泊費、会場設営にかかわる人件費を削減できるというメリットもあります。また、応募者側にとっても同様に交通費や宿泊費を節約できるため求人に応募しやすくなります。そのため、より多くの人財が応募してくれる可能性が高まるでしょう。

最近では、地方の企業が都市圏の人財を採用する際に採用担当者が面接のために応募者のもとへ出張しているケースもあります。応募者の視点では、Uターン、Iターンで地元や地方で働きたいというニーズが高まっていますが、採用スピードを高めるには人財を採用する企業にも少なからず負担がかかっていることも事実です。

こうした、UターンやIターンを希望する応募者のニーズにも、Web会議を活用することで負担を最小限にとどめながら応えていくことができるでしょう。

さらに、面接を録画しておけば、面接官以外の関係者にも共有して、より多面的に応募者を評価できるようになります。さらに、録画した映像はその後の面接の改善にも役立ちます。

Web面接に最適なツールの基準とは?

では、どのような基準でWeb会議を選定すれば良いのでしょうか?

まずは、マルチデバイスに対応していることです。面接での活用にあたっては、スマートフォンやタブレット、PCなど、応募者が使い慣れたデバイスで利用できることが重要です。

次に、高品質な映像と音声を担保していることです。面接は、履歴書だけでは判断することが難しい人柄や対話力を確認するために実施されます。しかし、映像や音声が安定しない場合、こうした要素を確認することは困難でしょう。

そして、忘れてはならないのがセキュリティ対策です。面接では、企業と応募者の双方にとってセンシティブな内容がやり取りされます。そのため、通信の暗号化をはじめとするセキュリティ対策を施していることも重要となります。

さらに、録画機能を備えているかどうかも確認しましょう。録画機能があれば、他の関係者への共有も容易になるからです。

Web面接で選考プロセスのスピード向上を実現できる!

今回ご紹介したように、選考プロセスのスピード向上を目指すうえでボトルネックとなりがちな面接も、Web会議を活用することで解消できます。

選考プロセスのスピード向上を目指している採用担当者様は、ぜひWeb会議の活用をご検討ください。

Web面接で選考プロセスのスピード向上を実現

※株式会社シード・プランニング 『2017 ビデオ会議/Web会議の最新市場とビデオコミュニケーション周辺ビジネス動向』

ブイキューブ
著者情報ブイキューブ

ブイキューブは映像コミュニケーションの総合ソリューションプロバイダとして、世界中どこにいても働ける働き方・環境の実現を目指しています。創業時よりテレワークを活用し、2016年には総務省「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」に選出されました。

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